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作品情報

ドイツ・青ざめた母

◇基本データ

タイトルドイツ・青ざめた母

原題Deutschland Bleiche Muttur

公開年1984年

製作国西ドイツ

配給大映インターナショナル

◇スタッフ

監督 ヘルマ・サンダース・ブラームス (Helma Sanders Brahms)  

製作 ウルズラ・ルードヴィッヒ (Ursula Ludwig)  

脚本 ヘルマ・サンダース・ブラームス (Helma Sanders Brahms)  

撮影 ユルゲン・ユルゲス (Jurgen Jurges)  

音楽 ユルゲン・クニーパー (Jurgen Knieper)  

編集 エルフィー・ティラック (Elfie Tillack)   ウタ・ペリギネリ (Uta Periginelli)  

字幕 岡枝慎二 (Shinji Okaeda)  

◇キャスト

俳優名役名

エーファ・マッテス (Eva Mattes)Helene

エルンスト・ヤコビ (Ernst Jacobi)Hans

エリザベス・ステファニック (Elisabeth Stepanek)Hanne

アンゲリカ・トーマス (Angelika Thomas)Lydia

ライナー・フリードヒセン (Rainer Friedrichsen)Ulrich

Gisela Stein (Gisela Stein)Tante Ihmchen

Fritz Lichtenhahn (Fritz Lichtenhahn)Onkel Bertrand

アンナ・サンダース (Anna Sanders)Anna

◇解説

第二次大戦下のドイツを舞台に乳児をかかえて生きぬいた一人の女性の姿を描く。製作はウルズラ・ルードヴィッヒ、監督・脚本はヘルマ・サンダース・ブラームス、撮影はユルゲン・ユルゲス、音楽はユルゲン・クニーパー、編集はエルフィー・ティラックとウタ・ぺリギネリが担当。出演はエーファ・マッテス、エルンスト・ヤコビ、エリザべス・ステファニック、アンゲリカ・トーマス、ライナー・フリードヒセンなど。

◇ストーリー※ストーリーには結末の記載を含むものもありますのでご注意ください。

第二次大戦勃発前のドイツ。ナチス党の活動が活発になってきた頃、ハンス(エルンスト・ヤコビ)とヘレネ(エーファ・マッテス)は結婚した。しかし、ハンスは党員でなかったためにまっ先に徴兵され、ポーランドの最前線ヘ送られてしまった。休暇で帰って来たハンスに、ヘレネは縫いあげたブラウスをみせようとするが、それを乱暴に引き裂くハンス。仲間たちと共に娼婦も買わず、ひたすら妻を想い続けていたハンスは、拒む彼女を見て不貞を隠していると誤解し屈辱的な言葉をヘレネに浴びせた。ハンスは戦場に戻り、ヘレネは空襲の中で女児を生んだ。家を失ったヘレネは、娘を抱えて放浪を始めた。まずべルリンに住む金持ちの叔父の家で幕らすことになり、そこへハンスが再び戻って来た。しかし、娘の面倒に専念するヘレネは、夫とはどこかすれ違う自分を感じた。戦火は激しくなりベルリンは焼かれ、ヘレネはまた放浪の旅へと出た。いたる所にころがる死体をよけて通り抜け、ある廃虚に辿りついたヘレネは、連合軍兵士に輪姦されてしまう。しかし、ヘレネはくじけなかった。戦争が、彼女を気丈な性格に変えていたのだ。こうして、娘を抱えて波乱の人生を送ることになったヘレネの生活も、終戦と共に変わった。ベルリンに戻った彼女は、町で拾ったクズを闇市で売り生計をたてていた。戦場から戻ったハンスは、なおもヘレネに理想的な賢い母、貞淑な妻の姿を求めた。戦争を通じて世の中の厳しさを知ったヘレネにとって、それは耐えがたいことだった。ある朝突然、彼女は片頬が神経麻痺で歪んでいるのに気づいた。ハンス一家は暗く沈んた。そんなある日、疲れきったヘレネは、浴室で自殺を計った。母を呼び続ける娘。不安と緊張の時が過ぎ、やがて、扉が開かれた。泣きじゃくる娘をあやしながら、しかしヘレネは放心状態で遠くを見つめていた。

(c) キネマ旬報社
(c) Variety Japan

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