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作品情報

きっと忘れない

◇基本データ

タイトルきっと忘れない

原題With Honors

公開年1994年

製作国アメリカ

配給ワーナー・ブラザース

◇スタッフ

監督 アレック・ケシシアン (Alek Keshishian)  

製作 ポーラ・ワインスタイン (Paula Weinstein)   エイミー・ロビンソン (Amy Robinson)  

製作総指揮 ジョン・ピータース (Jon Peters)   ピーター・グーバー (Peter Guber)  

脚本 ウィリアム・マストロシモーネ (William Mastrosimone)  

撮影 スヴェン・ニクヴィスト (Sven Nykvist)  

音楽 パトリック・レナード (Patrick Leonard)  

音楽監修 ダニー・ブラムソン (Danny Bramson)  

主題曲 マドンナ (Madonna)  

美術 Barbara King (Barbara King)  

編集 マイケル・R・ミラー (Michael R. Miller)  

衣装(デザイン) ルネ・アーリック・カルファス (Renee Ehrlich Kalfus)  

字幕 古田由紀子 (Yukiko Furuta)  

◇キャスト

俳優名役名

ジョー・ペシ (Joe Pesci)Simon Wilder

ブレンダン・フレイザー (Brendan Fraser)Monty Kessler

モイラ・ケリー (Moira Kelly)Courtney Blumenthal

パトリック・デンプシー (Patrick Dempsey)Everett Calloway

ジョシュ・ハミルトン (Josh Hamilton)Jeff Hawkss

ゴア・ヴィダル (Gore Vidal)Professor Pirkannan

◇解説

名門大学のエリート大学生たちとユニークなホームレスの触れ合いを、涙と感動豊かに描いた青春映画。監督は「イン・ベッド・ウィズ・マドンナ」に続いて2作目の劇場用映画となるアレック・ケシシアン。脚本はウィリアム・マストロシモーネ、製作はポーラ・ワインスタインとエイミー・ロビンソン。エクゼクティヴ・プロデューサーは「レインマン」「バットマン(1989)」のコンビ、ジョン・ピータースとピーター・グーバー。撮影は一連のイングマール・ベルイマン作品や「めぐり逢えたら」などのベテラン、スヴェン・ニクヴィスト。音楽はパトリック・レナードで、大ヒットした主題歌は、マドンナの『アイル・リメンバー』。主演は「ホーム・アローン」2部作や「ブロンクス物語 愛に包まれた街」のジョー・ペシ。共演は「青春の輝き」「原始のマン」のブレンダン・フレイザー、「チャーリー」のモイラ・ケリー、「モブスターズ 青春の群像」のパトリック・デンプシー、作家のゴア・ヴィダルほか。

◇ストーリー※ストーリーには結末の記載を含むものもありますのでご注意ください。

名門ハーヴァード大学の奨学生モンティ(ブレンダン・フレイザー)は、優等賞で卒業することを目指す4年生。ある冬の夜、コンピュータが故障し、書きかけの卒論が消えてしまった。パニックになった彼は、残っている下書きをコピーしようと図書室へ飛んでいくが、途中の雪道で転び、一部しかない下書きを歩道の通風口から、図書室の地下のボイラー室に落としてしまう。慌てて駆け降りたモンティが目にしたのは、図書室の地下を寝ぐらにする浮浪者サイモン(ジョー・ペシ)が、今まさに卒論の下書きを火にくべようとしているところだった。卒論を取り返そうとするモンティとひと騒ぎ起こしたため、地下に住めなくなったサイモンは彼に取り引きを迫る。一泊寝ぐらを提供するごとに一枚ずつ卒論を返そうというのだ。モンティは仕方なく、友人たちと共同で住んでいる家の庭に放置された壊れたワゴン車を提供する。モンティのルームメイトは、建築を学ぶ女子学生コートニー(モイラ・ケリー)、ウィットに富む変わり者のエヴェレット(パトリック・デンプシー)、神経質なジェフ(ジョシュ・ハミルトン)の3人。こうして、図々しくも陽気な浮浪者と4人の大学生の奇妙な交流が始まった。ひたすら官僚を目指し、優等賞にこだわるモンティに、サイモンは「今に走り続けることが目的になってしまうぞ」と言う。そして彼は忘れられない一瞬に出会うたび、その場所にあった小石を拾って大切にしていた。彼はそれを「俺の人生だ」という。モノや地位より大切なものがあることを教えてくれたサイモンに、学生たちは次第に心を開いていく。モンティは、今まで押し殺してきた感情に気づき、コートニーに愛を告白する。だが、その頃、長い間造船所で働いていたサイモンの肺はアスベストに侵され、死期が近づいていた。やがて彼は形あるものを何も残さずに静かに死んでいく。しかし、学生たちの頃の中には彼と過ごした、きらめくような一瞬一瞬が残されたのだった。

(c) キネマ旬報社
(c) Variety Japan

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