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作品情報

魅せられて

◇基本データ

タイトル魅せられて

原題Stealing Beauty

公開年1996年

製作国アメリカ イギリス イタリア フランス

配給20世紀フォックス

◇スタッフ

監督 ベルナルド・ベルトルッチ (Bernardo Bertolucci)  

製作 ジェレミー・トーマス (Jeremy Thomas)  

製作総指揮 Yves Atal (Yves Atal)  

原案 ベルナルド・ベルトルッチ (Bernardo Bertolucci)  

脚本 スーザン・ミノー (Susan Minot)  

撮影 ダリウス・コンジ (Darius Khondji)  

音楽 リチャード・ハートレイ (Richard Hartley)  

美術 ジャンニ・シルベストリ (Gianni Silvestri)  

編集 ピエトロ・スカラ (Pietro Scalia)  

衣装(デザイン) ルイーズ・スターンスワード (Loiuse St. Jernsward)  

録音 アイヴァン・シャーロック (Ivan Sharrock)  

スクリプター Mario Cottone (Mario Cottone)   クリス・アウティ (Chris Auty)   Giorgio Arma (Giorgio Arma)  

字幕 戸田奈津子 (Natsuko Toda)  

◇キャスト

俳優名役名

リヴ・タイラー (Liv Tyler)Lucy Harmon

ジェレミー・アイアンズ (Jeremy Irons)Alex Parrish

カルロ・チェッキ (Carlo Cecchi)Carlo Lisca

ドナル・マッキャン (Donal McCann)Ian Grayson

シンニード・キューザック (Sinead Cusack)Diana Grayson

ジャン・マレー (Jean Marais)Monsieur Gillaume

ステファニア・サンドレッリ (Stefania Sandrelli)Noemi

レイチェル・ワイズ (Rachel Weisz)Miranda Fox

D・W・モフィット (D. W. Moffett)Richard_Reed

ジョセフ・ファインズ (Joseph Fiennes)Christofer Fox

ロベルト・ジッティ (Roberto Zibetti)Nicolo Donati

イグナッツィオ・オリヴァ (Ignazio Oliva)Osvaldo Donati

ジェイソン・フレミング (Jason Flemyng)Gregory

アンナ・マリア・ゲラルディ (Anna Maria Gherardi)Chiarella Donati

Franscesco Siciliano (Franscesco Siciliano)Michele Lisca

Mary Jo Sorgani (Mary Jo Sorgani)Maria

Leonard Treviglio (Leonard Treviglio)Lieutenant

Rebecca Valpy (Rebecca Valpy)Daisy Grayson

Alessandra Vanzi (Alessandra Vanzi)Marta

◇解説

イタリア、トスカーナ地方を舞台に、19歳のアメリカ人の少女のひと夏の体験を描く青春映画。監督は「シェルタリング・スカイ」「リトル・ブッダ」のベルナルド・ベルトルッチで、『ある愚か者の悲劇』(V、81)以来、15年ぶりに故国イタリアに戻って監督したことも話題に。製作はベルトルッチとは「ラストエンペラー」以来のパートナーであるジェレミー・トーマス。ベルトルッチ自身の原案をもとに、小説家スーザン・ミノーが初の映画脚本を執筆。撮影は「暗殺のオペラ」(70)以来のコンビ、ヴィットリオ・ストラーロに代わって、「セブン」のダリウス・コンディが担当。音楽は「ロッキー・ホラー・ショー」のリチャード・ハートレイ。美術は「シェルタリング・スカイ」のジャンニ・シルヴェストリ。編集は「リトル・ブッダ」のピエトロ・スカリア。衣裳は「さすらいの二人」などのルイーズ・スターンスワードで、ワードローブ提供はジョルジョ・アルマーニ。録音は「ラストエンペラー」(アカデミー賞受賞)以来の仲のアイヴァン・シャーロック。主演はヒロインにモデル出身のリヴ・タイラー。本作のためオーディションで選ばれ、実質的にメジャー・デビュー。共演は「ダイ・ハード3」のジェレミー・アイアンズと、その夫人で「尼僧の恋」などのシニード・キューザック、「スターダスト」のドナル・マッキャン、「オルフェ」の名優ジャン・マレー、「1900年」以来のベルトルッチ映画復帰となるステファニア・サンドレッリなどが顔を揃える。

◇ストーリー※ストーリーには結末の記載を含むものもありますのでご注意ください。

ルーシー(リヴ・タイラー)は詩人だった母サラの自殺後、トスカーナ地方に住む母の旧友たちを訪ねる。理由のひとつは20年来ここに住んでいる彫刻家イアン(ドナル・マッキャン)のモデルを勤めることだが、自分の本当の父を探すという目的もあった。イアンと妻ダイアナ(シニード・キューザック)の所には娘ミランダ(レイチェル・ワイズ)とその愛人リチャード(D・W・モフィット)や人気人生相談のノエミ(ステファニア・サンドレッリ)、画商のギヨーム氏(ジャン・マレー)、それに白血病で余命いくばくもない作家のアレックス(ジェレミー・アイアンズ)らも逗留している。ルーシーはアレックスに親しみを感じ、自分がまだ処女であることなどを打ち明ける。アレックスは彼女と会って生気を取り戻す。数日後、夫妻の息子クリトファー(ジョゼフ・ファインズ)とその親友ニコロ(ロベルト・ジッティ)がトルコ旅行から帰ってきた。ニコロは実は彼女の初恋の人で、一目で彼女に関心を示す。一方その弟のオスヴァルド(イグナッツィオ・オリヴァ)は居心地が悪そうだ。ルーシーは母の知人だった戦争記者のカルロ(カルロ・チェッキ)やアレックスこそ実の父ではと思うが、どちらも違うようだ。ニコロやリチャードがルーシーに迫るが、彼女は拒絶。ニコロたちの家で毎年好例のパーティーがある。ルーシーはこれみよがしに英国人の男を家に連れ帰るが、アレックスたちに見せつけておきながらその実、別々のベッドで寝ただけだった。翌朝、アレックスの病状が急変し、皆に永遠の別れを告げて病院に運ばれる。ミランダはリチャードと別れる決心をした。イアンがルーシーをモデルに彫っていた作品が完成、彼女は実はイアンこそ父であったことを知る。その日の夕方、オスヴァルドがルーシーに五年前から彼女が好きだったこと、彼女がニコロからだとばかり思っていた恋文が実は自分のものだったことを明かす。大きな木の麓で、彼女は彼と初めての性を体験した。翌朝、彼は彼女と一緒にアメリカに行くことを約束し、「僕も初めてだったんだ」と告げた。

(c) キネマ旬報社
(c) Variety Japan

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