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作品情報

クロッカーズ

◇基本データ

タイトルクロッカーズ

原題Crockers

公開年1996年

製作国アメリカ

配給UIP

◇スタッフ

監督 スパイク・リー (Spike Lee)  

製作 マーティン・スコセッシ (Martin Scorsese)   スパイク・リー (Spike Lee)   ジョン・キリク (Jon Kilik)  

製作総指揮 ロザリー・スウェドリン (Rosalie Swedlin)   モンティ・ロス (Monty Ross)  

原作 リチャード・プライス (Richard Price)  

脚本 リチャード・プライス (Richard Price)   スパイク・リー (Spike Lee)  

撮影 マリク・ハッサン・サイード (Malik Hassan Sayeed)  

音楽 テレンス・ブランチャード (Terence Blanchard)  

美術 アンドリュー・マッカルパイン (Andrew McAlpine)  

編集 サム・ポラード (Sam Pollard)  

衣装(デザイン) ルース・カーター (Ruth Carter)  

スクリプター リチャード・プライス (Richard Price)  

字幕 岡枝慎二 (Shinji Okaeda)  

◇キャスト

俳優名役名

ハーヴェイ・カイテル (Harvey Keitel)Rocco Klein

ジョン・タトゥーロ (John Turturro)Larry Mazilli

デルロイ・リンド (Delroy Lindo)Rodney

メキー・ファイファー (Mekhi Phifer)Strike

イサイア・ワシントン (Isaiah Washington)Victor

キース・デイヴィッド (Keith David)Andre the Giant

Pee Wee Love (Pee Wee Love)Tylone

レジーナ・テイラー (Regina Taylor)Iris Jeeter

トム・バード (Tom Byrd)Errol Barnes

Sticky Fingaz (Sticky Fingaz)Scientific

Frances Foster (Frances Foster)Gloria

マイケル・インペリオリ (Michael Imperioli)Jo-Jo

Lisa Arrindell Anderson (Lisa Arrindell Anderson)Sharon

Paul Calderson (Paul Calderson)Jesus at Hambones

Steve White (Steve White)Darryl Adams

スパイク・リー (Spike Lee)Chucky

◇解説

現代アメリカが直面する深刻な問題、若者の心身を蝕む麻薬と銃の汚染をテーマにした犯罪映画調の人間ドラマ。「ハスラー2」「死の接吻」(95)などの脚本家としても知られる作家リチャード・プライスの同名小説(邦訳・竹書房文庫)の映画化。当初、マーティン・スコセッシが監督する予定だったが、「カジノ」の撮影を優先した彼は製作に回り、「クルックリン」のスパイク・リーを監督に指名した。脚本はプライス(共同製作も)とリーの共同。製作はスコセッシ、リー、彼とは6作目となるジョン・キリク。エグゼクティヴ・プロデューサーは「アフリカン・ダンク」のロザリー・スウェドリンと「マルコムX」などリーの6作にも関わったモンティ・ロス。撮影は、本作でデビューしたマリク・ハッサン・サイード、美術は「ピアノ・レッスン」のアンドリュー・マッカルパイン、編集は「ジャングル・フィーバー」のサム・ポラード、衣裳は「マルコムX」のルース・カーター。音楽は「マルコムX」「クルックリン」のテレンス・ブランチャードがスコアを書き、SEAL、フィリップ・ベイリーなどの挿入曲が全編に流れる。エンド・タイトル曲はチャカ・カーンとブルース・ホーンズビーの『ラヴ・ミー・スティル』。出演は「スモーク」のハーヴェイ・カイテル、「クイズ・ショウ」のジョン・タトゥーロ、「クルックリン」のデルロイ・リンドとイサイア・ワシントン、本作でデビューしたメキー・ファイファーほか。

◇ストーリー※ストーリーには結末の記載を含むものもありますのでご注意ください。

N.Y.はブルックリン。麻薬ディーラーのストライク(メキー・ファイファー)は、組織のボスのロドニー(デルロイ・リンド)から、売り上げを横領しているレストランの支配人ダリルを殺すよう依頼される。彼は躊躇するが、結局、断れなかった。そして事件は起き、ダリルが射殺された。ストライクと同じ共同住宅に住む少年タイロン(ピー・ウィー・ラヴ)は、彼を兄のように慕っていた。だが、少年の母親は事あるごとに彼に文句を言い、タイロンを幼い頃から見守ってきた警官アンドレ(キース・デイヴィッド)も、タイロンに近づくなと忠告する。殺人課のベテラン刑事、ロッコ(ハーヴェイ・カイテル)と相棒のラリー(ジョン・タトゥーロ)は、ストライクの兄ヴィクター(イサイア・ワシントン)を任意同行する。ヴィクターは、ダリルが突然飛びだして来たので銃で撃ったと自白した。その供述に疑問を抱くロッコは、ヴィクターが真犯人の弟をかばっていると主張する。彼は偽の麻薬捜査の情報を与えるなど、組織への陽動作戦というべき神経戦を展開する一方、聞き込みを続けてヴィクターが稀に見る人格者であることを知る。しつこく付きまとうロッコに、胸を患っていたストライクは無実を主張しながら吐血した。ロッコは捜査で得た情報をストライクにぶつけ、彼の証言の矛盾点を矢継ぎ早に突く。やがて麻薬売買の容疑を固め、警察はロドニーを逮捕した。そんな事態を知らないストライクは街を出ていく決意をする。だが、留置所内のロドニーはストライクが密告したと誤解し、エイズと麻薬中毒で自暴自棄になった子分のエロルに、彼を始末するよう命じた。しかし、信じられないことに公園で待ち受けるエロルを射殺したのは、ストライクの護身用の銃を借りたタイロンだった。少年はストライクの命を救うべく、殺人まで犯したのだった。ロッコは少年の将来を考えて慎重に取り調べを行い、アンドレは烈火のごとく怒り、ストライクをぶちのめした。やがて、ロッコとストライクのいる取り調べ室にヴィクターの母と妻が訪れ、真犯人はヴィクターだと告げた。やがて、彼は正当防衛で保釈となった。ロッコに駅まで見送られたストライクは、長距離列車で街を出た。窓の外には「銃器反対」の看板が見えた。

(c) キネマ旬報社
(c) Variety Japan

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