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作品情報

狼たちの街

◇基本データ

タイトル狼たちの街

原題Mulholland Falls

公開年1996年

製作国アメリカ

配給日本ヘラルド映画(日本ビクター=日本ヘラルド映画提供)

◇スタッフ

監督 リー・タマホリ (Lee Tamahori)  

製作 リチャード・D・ザナック (Richard D. Zanuck)   リリー・フィニー・ザナック (Lili Fini Zanuck)  

製作総指揮 マリオ・イスコヴィッチ (Mario Iscovich)  

原案 ピート・デクスター (Pete Dexter)   フロイド・マトラックス (Floyd Mutrux)  

脚本 ピート・デクスター (Pete Dexter)  

撮影 ハスケル・ウェクスラー (Haskell Wexler)  

音楽 デーヴ・グルーシン (Dave Grusin)  

美術 リチャード・シルバート (Richard Sylbert)  

編集 サリー・メンケ (Sally Menke)  

衣装(デザイン) エレン・マイロニック (Ellen Mirojnick)  

字幕 石田泰子 (Yasuko Ishida)  

◇キャスト

俳優名役名

ニック・ノルティ (Nick Nolte)Max Hoover

メラニー・グリフィス (Melanie Griffith)Katherine Hoover

チャズ・パルミンテリ (Chazz Palminteri)Ellery Coolidge

マイケル・マドセン (Michael Madsen)Eddie Hall

クリス・ペン (Chris Penn)Arthur Relyea

トリート・ウィリアムズ (Treat Williams)Colonel Fitzgerald

ジェニファー・コネリー (Jennifer Connelly)Allison Pond

ダニエル・ボールドウィン (Daniel Baldwin)F.B.I. Agent McCafferty

アンドリュー・マッカーシー (Andrew McCarthy)Jimmy Fields

ジョン・マルコヴィッチ (John Malkovich)General Thomas Timms

エド・ローター (Ed Lauter)Earl

ロブ・ロウ (Rob Lowe)Movie Star

ブルース・ダーン (Bruce Dern)Chief of Police

◇解説

50年代初頭のL.A.に実在した組織犯罪特別捜査班〈ハット・スクワッド〉の男たちの闘いを描いたサスペンス・アクション。骨太な演出と、豪華キャストの競演が見もの。監督は「ワンス・ウォリアーズ」で注目されたオーストラリア映画界の俊英リー・タマホリで、2作目にしてハリウッド進出を果たした。脚本は、小説家でもある「パリス・トラウト」のピート・デクスターの原案を、彼とフロイド・マトラックスが執筆。製作は「スティング」「ジョーズ」など数々のヒット作を手掛けたリチャード・D・ザナックと、その妻で「ドライビング・MISS・デイジー」のリリー・フィニー・ザナック。撮影は「フィオナの海」の名匠ハスケル・ウェクスラー、音楽は「ザ・ファーム 法律事務所」のデイヴ・グルーシン、美術は「カリートの道」のリチャード・シルバート、編集はサリー・メンケ、衣裳は「ショーガール」「ストレンジ・デイズ ―1999年12月31日―」のエレン・マイロニックが担当。出演は「アイ・ラブ・トラブル」のニック・ノルティ、「ユージュアル・サスペクツ」のチャズ・パルミンテリ、「スピーシーズ 種の起源」のマイケル・マドセン、「3人のエンジェル」のクリス・ペン、「ミルク・マネー」のメラニー・グリフィス、「ザ・シークレット・サービス」のジョン・マルコヴィッチ、「デンバーに死す時」のトリート・ウィリアムズ、「ハイヤー・ラーニング」のジェニファー・コネリー、「キル・ミー・テンダー2 笑って殺して!?」のアンドリュー・マッカーシー、「美しき獲物」のダニエル・ボールドウィン、「マスカレード 甘い罠」のロブ・ロウ、「ロンゲスト・ヤード」のエド・ローター、「L.A.大捜査線 狼たちの街」のウィリアム・ピーターセン、「潜望鏡を上げろ」のブルース・ダーンほか。

◇ストーリー※ストーリーには結末の記載を含むものもありますのでご注意ください。

50年代初頭。LA市警は激増する組織犯罪と治安の悪化に対し、署長直属の特別捜査班〈ハット・スクワッド〉を組織した。ロスの街を守ることに誇りを持つマックス・フーヴァー警部補(ニック・ノルティ)をはじめ、エラリー(チャズ・パルミンテリ)、エディ(マイケル・マドセン)、レルイー(クリス・ペン)の4人のメンバーから成る特捜班は、シカゴから進出したギャングたちをマルホランド・フォールズ(縁切りの谷)と呼ばれるロスの高地にある断崖から突き落とし、瀕死の重傷を負わせてロスから追い出すなどは朝飯前。その容赦のない捜査ぶりは、全米の犯罪者たちを震え上がらせていた。そんなある日、ロス郊外の分譲住宅予定地で、フーヴァーのかつての愛人アリソン(ジェニファー・コネリー)が地面に叩きつけられたかのような無残な死体となって発見された。やがて、フーヴァー宛てに1本のフィルムと電話番号が書かれたメモが送られてきた。フィルムにはいくつかの軍の施設と、アリソンと見知らぬ男との情事の光景が映されていた。彼は早速、電話番号の持ち主でフィルムを撮影したジミー(アンドリュー・マッカーシー)と接触する。アリソンの親友だった彼は同性愛者で、男たちが快感に酔う姿を撮影して楽しむため、彼女の情事を盗み撮りしていた。ジミーの話では、フーヴァーに宛てたフィルムに写っていた男は原爆の開発者の一人、ティムズ将軍(ジョン・マルコヴィッチ)で、アリソンは週末に彼に会うと言ったきり失踪し、死体で発見されたという。その直後、フィルムは何者かに盗まれたが、例のフィルムだけは現像所にあって無事だった。特捜班はジミーの身辺警護に当たるが、隠れ家を武装集団が襲い、激しい銃撃戦の末にジミーは殺される。事件の陰に原子力委員会が絡んでいると踏んだ特捜班は、ネバダの砂漠地帯にある原爆実験場に乗り込むが、ティムズ将軍の補佐官フィッツジェラルド大佐(トリート・ウィリアムズ)率いる兵士たちに拘束されてしまう。将軍はフーヴァーに、国家機密に関わる捜査の中止を説得するが、彼は断固断った。原子力委員会はFBIを通じて圧力をかけ、FBIの特別捜査官マキャファティ(ダニエル・ボールドウィン)がフーヴァーらに捜査中止を要求。さらに彼の家を家宅捜索し、フーヴァーの愛妻キャサリン(メラニー・グリフィス)の目の前で家を目茶苦茶にする。その行為に怒ったフーヴァーはマキャファティと2人の捜査官を待ち伏せし、「俺の町で勝手な真似はさせない」と半殺しの目に遭わせるが、それが敵の怒りを買った。フーヴァーの留守中に、彼とアリソンの情事を写したフィルムが送られ、キャサリンは深く傷つき、夫婦仲は冷えきってしまう。翌朝、フィルムを送りつけてきたフィッツジェラルド大佐の呼出しを受けたフーヴァーは、エラリーと共に軍施設に向かい、軍が必死に隠そうとしたものの正体を知った。それは、原爆実験で被爆し、隔離されて死を待つばかりの兵士たちの姿だった。ティムズ将軍と再び面会したフーヴァーは、彼が被爆による末期ガンで余命いくばくもなく、本気でアリソンを愛していたことを知る。大佐は、秘密を知ったフーヴァーらを処分すべきだと言うが、将軍は無事に送り届けるように命じる。だが、帰りの飛行機で大佐とその部下はフーヴァーとエラリーに銃を向け、飛び下りるように命じた。アリソンもこうして殺されたのだった。フーヴァーは激しく争った末にフィッツジェラルドを飛行機から突き落とし、彼女の仇を討った。だが、飛行機は不時着し、エラリーが命を落とす。特捜班員たちは彼の葬式で花を手向け、フーヴァーはキャサリンともう一度やり直そうとした。

(c) キネマ旬報社
(c) Variety Japan

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