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作品情報

キートンのエキストラ

◇基本データ

タイトルキートンのエキストラ

原題Free and Easy

公開年不明

製作国アメリカ

配給M・G・M支社

◇スタッフ

監督 エドワード・セジウィック (Edward Sedgwick)  

原作 リチャード・スカイヤー (Richard Schayer)  

脚本 ポール・ディッキー (Paul Dickey)  

脚色 リチャード・スカイヤー (Richard Schayer)  

台詞 アル・ボースバーグ (Al Boasberg)  

撮影 レナード・スミス (Leonard Smith)  

音楽 Roy Turk (Roy Turk)   Fred E. Ahlert (Fred E. Ahlert)  

作詞 Roy Turk (Roy Turk)   Fred E. Ahlert (Fred E. Ahlert)  

編集 William Le Vanway (William Le Vanway)  

振り付け サミー・リー (Sammy Lee)  

◇キャスト

俳優名役名

バスター・キートン (Buster Keaton)Elmer

アニタ・ペイジ (Anita Page)Elvira

トリクシー・フリガンザ (Trixie Friganza)Ma

ロバート・モンゴメリー (Robert Montgomery)Larry

フレッド・ニブロ (Fred Niblo)Director_Niblo

エドガー・ダーリング (Edgar Dearing)Officer

グウェン・リー (Gwen Lee)Players_in_Bedroom_Scene

ジョン・ミルジャン (John Miljan)Players_in_Bedroom_Scene

ライオネル・バリモア (Lionel Barrymore)Players_in_Bedroom_Scene

ウィリアム・ヘインズ (William Haines)A-guest

ウィリアム・コリアー・シニア (William Collier Sr.)Master_of_Ceremonies

ドロシー・セバスチャン (Dorothy Sebastian)Players_in_Cave_Scene

Karl Dans (Karl Dans)Players_in_Cave_Scene

David Schayer (David Schayer)Director_Burton

◇解説

「キートンのカメラマン」「キートンの結婚狂」と同じくバスター・キートン氏が主演する映画で、原作並びに脚色は「大飛行艦隊」「ハレルヤ」のリチャード・スカイヤー氏。それをポール・ディッキー氏が潤色し、アル・ボースバーグ氏が台詞をつけ、「キートンの結婚狂」「キートンのカメラマン」のエドワード・セジウィック氏が監督した。助演者には「踊る娘達」「大飛行艦隊」のアニタ・ペイジ嬢、「スポーツ王国」のロバート・モンゴメリー氏、トリクシー・フリガンザ夫人のほか監督として有名なフレッド・ニブロ氏やM・G・Mの名スター連が顔を並べているキャメラは「スポーツ王国」のレナード・スミス氏が担任している。

◇ストーリー※ストーリーには結末の記載を含むものもありますのでご注意ください。

ブランケット夫人は娘のエルヴィラが町の美人投票に1等賞選の名誉を得た時、彼女を説き伏せ、天晴れ映画スターに仕立てようとハリウッド市に乗りこむことになった。一行はエルヴィラと母親のほかにマネージャーとしてエルマーが同伴した。彼は自動車屋の主人であるが美人投票の発起者として彼の献身的努力が報いられ同行することになったのである。だが彼は善良な人間ではあったが、いささか間の抜けた男であった。列車に乗るや彼は早々に失敗を演じてブランケット夫人の機嫌を損じた。エルマーの不注意から母娘は、ハリウッドの二枚目役者として知られるラリーの座席を占め、飛んだ恥をかいたが、抜目のない母親は好機逸すべからずとラリーの機嫌をとった。エルヴィラの美しさに心を動かされたラリーは大いに援助することを約し、ハリウッド名物の封切招待の夜、母娘を招待した。こうなるとブランケット夫人は最早エルマーを眼中に置かない。チャイニース・グローマン劇場に於ける招待会の夜、映画界の名士は雲の如く集まったブランケット母娘も美々しく装って現われたグズグズしていたエルマーは母娘を見失い、ようやく劇場内にもぐり込んで2人をさがしていた折柄、司会者が名士の紹介をしている時、頓間な彼は司会者にからかわれて舞台に引張り出され満場の哄笑を買った。ブランケット母娘は面目を失い憤然として退場した。エルマーは母親から故郷へ帰れと罵られ悲感したがエルヴィラの取りなしでことなく済んだ。その翌日母娘はM・G・Mの撮影所へ行くこととなった。エルマーも何とかしてスタジオ内に入ろうとしたが門衛から追払われた。しかし遂にエキストラの列にまぎれ込んで入った。ところが彼はスタジオ内でとんだ騒動を起し警官に追われ、撮影の妨害をしてニプロ監督の前に突き出された。ようやくラリーの計らいで許され、機会を得てある作品のエキストラを演じたところ、これまた散々の失敗で流石の彼も気を腐らしてしまった。これを見兼ねたラリーが自動車で彼を送ろうとしたのをスタジオの自動車部では早合点して彼を運転手に採用した。或る夜、映画界の名士が集まるパーティーにラリーとブランケット母娘は出席した。ラリーはこの時の運転手がエルマーであることを気づかなかった。そして酔いつぶれた母娘を残しラリーがエルヴィラを誘い自宅に連れて来て無体な振舞をした時、エルマーは母親を伴ってラリーの家に乗り込み蛮勇をふるってラリーをやっつけた。ラリーは自分の非を悟り詫ったので2人は間もなく打ちとけた。その後エルマーは喜劇役者としての天分を認められ妙な機会からブランケット夫人と共演することになったが今度は成功を収めた。エルヴィラが将来を悲観していた折エルマーは貴女と結婚したがっている人があると言った。それはエルマーが自分の気持をそれとなく伝えようとしたものであったが、それに気付かないエルヴィラは恋するラリーのことと思い彼と婚約を結んだ。さすがに心から彼女を想っていたこととてこれを聞いた時エルマーの眼には涙が光った。

(c) キネマ旬報社
(c) Variety Japan

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