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作品情報

イン・ザ・スープ

◇基本データ

タイトルイン・ザ・スープ

原題In The Soup

公開年1993年

製作国アメリカ

配給シネセゾン配給

◇スタッフ

監督 アレクサンダー・ロックウェル (Alexandre Rockwell)  

製作 ジム・スターク (Jim Stark)   ハンク・ブルーンタール (Hank Blumenthal)  

製作総指揮 鈴木隆一 (Ryuichi Suzuki)  

脚本 アレクサンダー・ロックウェル (Alexandre Rockwell)   ティム・キッセル (Tim Kissell)  

撮影 フィル・パーメット (Phil Parmet)  

音楽 メイダー (Mader)  

美術 マーク・フリードバーグ (Mark Friedberg)  

編集 デイナ・コングドン (Dana Congdon)  

字幕 川本子 (Youko Kawamoto)  

◇キャスト

俳優名役名

シーモア・カッセル (Seymour Cassel)Joe

スティーヴ・ブシェーミ (Steve Buscemi)Aldolpho

ジェニファー・ビールス (Jennifer Beals)Angelica

ウィル・パットン (Will Patton)Skippy

スタンリー・トゥッチ (Stanley Tucci)Gregoire

Pat Moya (Pat Moya)Dang

ジム・ジャームッシュ (Jim Jarmusch)Monty

キャロル・ケイン (Carol Kane)Barbara

◇解説

映画作りに魅せられた青年、彼に協力する正体不明の初老の男、そして青年が自分の映画のヒロインに熱望する美女。三人の奇妙な関係を通して、映画への夢や不器用な恋、男同志の友情を、ペーソス・タッチで描いた一編。企画が頓挫しかけたところを日本のウイルアライアンスが製作資金を投資した。1992年サンダンス・フィルム・フェスティバルのグランプリ及び審査員特別賞(シーモア・カッセル)受賞作。監督は「父の恋人」のアレクサンダー・ロックウェル。自身の体験を元に監督がティム・キッセルと脚色。製作は「ミステリー・トレイン」のジム・スタークとハンク・ブルーンタール。エグゼクティヴ・プロデューサーは鈴木隆一で、共同エグゼクティブ・プロデューサーは「マリリンに逢いたい」の監督、すずきじゅんいちと船原長生。撮影はブルース・スプリングスティーンなどのビデオクリップを手がけたフィル・パーメット。音楽はメーダーがそれぞれ担当。主演は「レザボア・ドッグス」のスティーヴ・ブシェーミ、「フェイシズ」などジョン・カサヴェテス作品の常連シーモア・カッセル、監督夫人でもある「ブライド」のジェニファー・ビールス。「ナイト・オン・ザ・プラネット」の監督ジム・ジャームッシュが友情出演している。

◇ストーリー※ストーリーには結末の記載を含むものもありますのでご注意ください。

ニューヨークの安アパートに住むアルドルフォ(スティーブ・ブシェーミ)は、貧しい暮らしと戦いながら映画製作に情熱を燃やす青年。彼は隣に住む美人ウェイトレス、アンジェリカ(ジェニファー・ビールス)に秘かに恋心を抱いている。生活のため、いんちきプロデューサー(ジム・ジャームッシュ)の仕事を引き受けたが金にはならない。いよいよ金に困った彼は、大切な自作の脚本を売りに出した。ある日突然、ジョー(シーモア・カッセル)と名乗る男が訪れて脚本を千ドルで買ってくれ、資金の援助まで申し出た。ジョーは60がらみの海千山千、それでいてどこか憎めない男だった。その夜、彼はダーンとスキッピー(ウィル・パットン)を紹介した。彼らはジョーに輪をかけてあやしい雰囲気。ジョーの資金の調達というのは、犯罪行為以外の何ものでもなかった。今となってはどうすることもできないが、アルドルフォはすでにヤバイ仕事の片棒をかつがされていた。一方、アンジェリカの家庭の事情もなかなか複雑で、いつも別の男が部屋にいたり、あやしげな物音がしたり。ある夜、彼女の部屋で起こった騒動がきっかけで、彼はアンジェリカと親しくなれた。アルドルフォの気持ちを察したジョーは彼女に掛け合い、大日の夜を一緒に過ごすことになった。ジョーがとっておきの踊りを見せて場を盛り上げ、うちとけあって夜を楽しむ彼らだったが、悪のりしたジョーがアンジェリカに無理やりキスしようとして、彼女は怒って帰ってしまう。ジョーはその後も悪ふざけに興じ、アルドルフォはそんな彼をしぶしぶ許す。しかし、内心では、ジョーに対しての不信感を強めていた。ある日、映画製作の資金繰りのために麻薬取り引きの片棒を担いだアルドルフォは、途中、自分が利用されていることに気づき、ジョーと諍いを起こした。その場に居合わせたアンジェリカは、あきれて銃を放った。その弾丸が誤ってジョーに命中。結局、彼が映画作りに本気だったのか、アルドルフォを騙しただけなのかわからぬまま映画は終わり、アルドルフォのモノローグが続く・・・この映画をジョーに捧ぐ・・・と。

(c) キネマ旬報社
(c) Variety Japan

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