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作品情報

我等の生涯の最良の年

◇基本データ

タイトル我等の生涯の最良の年

原題The Best Years of Our Lives

公開年1948年

製作国アメリカ

配給

◇スタッフ

監督 ウィリアム・ワイラー (William Wyler)  

製作 サミュエル・ゴールドウィン (Samuel Goldwyn)  

原作 マッキンレー・カンター (MacKinlay Kantor)  

脚本 ロバート・E・シャーウッド (Robert E. Sherwood)  

撮影 グレッグ・トーランド (Gregg Toland)  

音楽 ヒューゴー・フリードホーファー (Hugo Friedhofer)  

音楽監督 エミール・ニューマン (Emil Newman)  

美術 ペリー・ファーガソン (Perry Ferguson)   ジョージ・ジェンキンス (George Jenkins)  

◇キャスト

俳優名役名

マーナ・ローイ (Myrna Loy)Millie_Stephenson

フレドリック・マーチ (Fredric March)Al_Stephenson

テレサ・ライト (Teresa Wright)Peggy_Stephenson

ダナ・アンドリュース (Dana Andrews)Fred_Derry

ヴァージニア・メイヨ (Virginia Mayo)Marie_Derry

キャシー・オドネル (Cathy O'Donnell)Wilma_Cameron

ホギー・カーマイケル (Hoagy Carmichael)Butch_Engel

ハロルド・ラッセル (Harold Russell)Homer_Parrish

グラディス・ジョージ (Gladys George)Hortense_Denny

スティーヴ・コクラン (Steve Cochran)Cliff

ローマン・ボーネン (Roman Bohnen)Pat_Derry

レイ・コリンズ (Ray Collins)Mr._Milton

ミナ・ゴンベル (Minna Gombell)Mrs._Parrish

ウォルター・ボールドウィン (Walter Baldwin)Mr._Parrish

Michael Hall (Michael Hall)Bob_Stephenson

◇解説

1946年度のアカデミー受賞映画で、製作者サミュエル・ゴードウィンが、テーマを示して小説家マッキンレー・カンターにストーリーを執筆させ「エイブ・リンカン」のロバート・E・シャーウッドが脚色し「孔雀夫人(1936)」「デッド・エンド」「嵐ヶ丘(1939)」と同じくウィリアム・ワイラーの監督、グレッグ・トーランドの撮影になったもの。出演者は「雨ぞ降る」マーナ・ローイ「我が道は遠けれど」のフレドリック・マーチ「疑惑の影」のテレサ・ライト「影なき殺人」のダナ・アンドリュース、新人のヴァジニア、メイヨおよびキャシー・オドンネル「脱出(1944)」のホギー・カーマイケル、傷い軍人ハロルド・ラッセルで、グラディス・ジョージ、ローマン・ボーネン、スティーヴ・コクラン、ミナ・ゴンベルらが助演する。なお作品賞のほか、ゴールドウィンが製作賞、ワイラーが監督賞、シャーウッドが脚本賞、マーチが主演男優賞、ラッセルが助演男優賞及び特別功労賞を、それぞれ受けている。

◇ストーリー※ストーリーには結末の記載を含むものもありますのでご注意ください。

軍用輸送機B17に乗り合わせた復員兵三人は、同じ故郷の町の飛行場に着く。歩兵軍曹アル・スチヴンスンは中年の銀行員、青年飛行大尉フレッド・デリーは百貨店の番頭であった。一番若い水兵のホーマー・パーリッシュは両手の代わりに鉄のカギのついた義手の傷い軍人である。彼は両親と妹と恋人のウイルマに迎えられたが、彼の義手を見ると一同は声をのみ、母は泣き出してしまう。アルは妻ミリーが相変わらず女盛りの美しさであるのがうれしかった。4年前に少女だった娘ペギーが美しい一人前の女となり、息子ボップも生意気な青年になっているのが、何かしら勝手の違った感じで変である。その気持ちを精算するために、彼は妻と娘をつれてナイトクラブへ出かれる。フレッドを迎えたのはアルコール中毒の父と自堕落な継母で、新婚3週目に袂を分かったマリーは、家出してナイトクラブで働いているという。彼はあてもなく妻を探しに飛び出す。アルが妻と娘を伴ってプッチの酒場に二次会に乗込むと、マリーを探しあぐねたフレッドは、はれ物にさわるみたいに両親が気を使うので逆に堪らなくなった。ホーマーが来合わせる。酔っているアルは2人の戦友を歓迎して大酒盛を始め、ついに彼とフレッドはのびてしまう。ミリーたちは酔いどれ2名をアパートへ連れ帰り、正体もないフレッドをペギーの寝室に寝かせ、ペギーは客間のソファーに眠る。苦悶の声に目ざめた彼女は、戦争の悪夢にうなされているフレッドを起こし、静かに寝かしつける。その心使いを翌朝フレッドは感謝し、2人は好意以上の気持ちがわくのを感じる。その日彼はマリーを下等なアパートで探し出したが、ペギーのやさしさに比べると教養のない、はしたなさが見苦しい。しかし歓声をあげて迎える妻を、抱かずにはいられないフレッドである。アルは銀行に復職し、副社長に昇進、貸付主任となったが、銀行の営利主義には腹立たしい気持ちをおさえきれない。ホーマーは障害の身にひけ目を感じ、ウイルマの変わらぬ愛情もあわれみと解するほど、心がひがんで来る。フレッドは就職にかけまわったが、口が見つかる前に貯えがなくなり、妻の機嫌を直すために、以前の百貨店に復職する。香水売場主任となった彼は、買物に来たペギーを昼食に誘って、2人が愛し合っていることがはっきりする。ペギーはフレッド夫妻を晩食に招き、気持ちを精算しようとするが、却ってマリーが彼を愛していないことを知り、フレッドへ思慕の情が高まる。それを父に訴えると、アルはフレッドに嫁と会うなと言う。フレッドは電話でペギーに絶交を申し入れる。彼は店に来たホーマーが他の客に侮辱されたのを憤って、その客をなぐり解雇される。申し訳がないと言うホーマーに彼はウイルマに結婚を申し込めと力づける。ホーマーは肌抜ぎとなって、彼女に義手のからくりを見せ、彼女が真実彼を愛していることを知る。フレッドは妻が不貞であることを確かめると、ふらふら飛行場へ行く。そこで空の要塞の解体作業に彼は雇われる。ホーマーの結婚式場でフレッドはペギーと顔を見合せる。その顔は私たちも結婚しましょうと告げている。

(c) キネマ旬報社
(c) Variety Japan

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