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作品情報

我は海の子

◇基本データ

タイトル我は海の子

原題Captains Courageous

公開年不明

製作国アメリカ

配給M・G・M支社

◇スタッフ

監督 ヴィクター・フレミング (Victor Fleming)  

製作 ルイス・D・ライトン (Louis D. Lighton)  

原作 ルドヤード・キップリング (Rudyard Kipling)  

脚本 ジョン・リー・メイン (John Lee Mahin)   マーク・コネリー (Marc Connelly)   デール・ヴァン・エヴァリー (Dale Van Every)  

撮影 ハロルド・ロッソン (Harold Rosson)  

音楽 フランツ・ワックスマン (Franz Waxman)  

作詞 ガス・カーン (Gus Kahn)  

◇キャスト

俳優名役名

フレディー・バーソロミュー (Freddie Bartholomew)Harvey

スペンサー・トレイシー (Spencer Tracy)Manuel

ライオネル・バリモア (Lionel Barrymore)Disko

メルヴィン・ダグラス (Melvyn Douglas)Mr._Cheyne

チャーリー・グレイプウィン (Charley Grapewin)Uncle_Salters

ミッキー・ルーニー (Mickey Rooney)Dan

ジョン・キャラダイン (John Carradine)Long_Jack

Oscar O'Shea (Oscar O'Shea)Cushman

ジャック・ラルー (Jack LaRue)Priest

ウォルター・キングスフォード (Walter Kingsford)Dr._Finley

Donald Briggs (Donald Briggs)Tyler

Sam McDaniels (Sam McDaniels)Doc

ビル・バーラッド (Bill Burrud)Charles

◇解説

「腕白時代」「小公子」のフレディー・パーソロミュー、「激怒(1936)」「桑港」のスペンサー・トレイシー、「椿姫(1937)」「悪魔の人形」のライオネル・バリモア、「花嫁凱旋」「パリで逢った彼」のメルヴィン・ダグラスか主要なる役を勤めるもので、ルドヤード・キプリング作小説を素材として「腕白時代」のジョン・リー・メインと「緑の牧場」のマーク・コネリーと「盲目の飛行士」のデール・ヴァン・エヴァリーとが協力して脚本を書き、「運河のそよ風」「宝島(1934)」のヴィクター・フレミングか監督に当たり、「腕白時代」のハロルド・ロッソンが撮影した。助演俳優は「腕白時代」のチャーリー・グレイブウィン「腕白時代」のミッキー・ルーニー、「虎鮫島脱獄」のジョン・キャラダインその他である。

◇ストーリー※ストーリーには結末の記載を含むものもありますのでご注意ください。

富豪チェイン家の息子ハーヴェイは何事も金で買い得ると思っている少年であった。学校へ行っても彼は金で教師を買収しようとして罰された。子供を溺愛しているチェイン氏はハーヴェイを学校から引取って、英国の学校へ入学させることにした。船中でも様々のわがままを続け、食べ過ぎて気持悪くなった上、甲板から海中へ転落してしまった。この辺には漁船が沢山漁に出ている場所であった。小船に乗って漁をしていたポルトガルの漁夫マニュエルがハーヴェイを発見して親船へ連帰り介抱した。意識を取戻した後も、少年は例の調子で直ぐ父のところへ連れて行けと命じたがディスコ船長は、三ヵ月後でなければこの船は港へ帰れないのだと、優しく説いて聞かせた。船長はわがままなこの少年を親船の雑役夫に使った。ハーヴェイは変わった環境に置かれて、次第に心が変わって来た。彼はマニュエルを敬愛し、彼の船に乗って漁へ出たいと思ったがマニュエルは父親が死んで以来いつも一人で出漁するのだった。港へ帰ったら燭台を教会へ納め、父親の霊を慰めたいと語った。二人は次第に仲良くなり、少年の精神が立直ったのを見たマニュエルは一緒に漁へ連れて行くことにした。彼は少年に男らしい正々堂々たる精神を常に説いて聞かせた。漁が済んで魚を満載した親船は帰路へ就くことになった。この帰途には各帆船はグルウセスターの港へ先を争って競争するのが常である。ディスコ船長の多年の好敵手が先んじた。しかし老獪な船長は全速力を出して他を引抜いた。この危険な競争が続けられている時、ついに帆柱が折れてマニュエルは網に絡まって海中へ転落した。悲痛な声でハーヴェイに知らすなと叫びながら、彼の体は刻々に網のために食いちぎられて行くのだった。船長は涙を飲んで網を切断し、マニュエルの体は海底深く沈み去った。港へ着いた時、ハーヴェイは知らせを受けて駆けつけた父親を見向きもしなかった。彼はマニュエルの欲しがっていた燭台を買い、一つはマニュエルの父へ、一つはマニュエルの霊に捧げた。葬式が済んで始めて少年は父親を見た。そして父は今こそ真に自分の子供を理解したことに気がつくのだった。

(c) キネマ旬報社
(c) Variety Japan

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