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作品情報

私は死にたくない

◇基本データ

タイトル私は死にたくない

原題I want to Live!

公開年1959年

製作国アメリカ

配給松竹=ユナイト共配

◇スタッフ

監督 ロバート・ワイズ (Robert Wise)  

製作 ウォルター・ウェンジャー (Walter Wanger)  

脚本 ネルソン・ギディング (Nelson Gidding)   ドン・M・マンキーウィッツ (Don M. Mankiewicz)  

撮影 ライオネル・リンドン (Lionel Lindon)  

音楽 ジョニー・マンデル (Johnny Mandel)  

編集 William Hornbeck (William Hornbeck)  

スクリプター Edward S. Montgomery (Edward S. Montgomery)   Barbara Graham (Barbara Graham)   ジェリー・マリガン (Gerry Mulligan)   シェリー・マン (Shelly Manne)   Red Mitchell (Red Mitchell)   アート・ファーマー (Art Farmer)   Frank Rosolino (Frank Rosolino)   Pete Jolly (Pete Jolly)   Bub Shank (Bub Shank)  

◇キャスト

俳優名役名

スーザン・ヘイワード (Susan Hayward)Barbara_Graham

サイモン・オークランド (Simon Oakland)Ed_Montgomery

ヴァージニア・ヴィンセント (Virginia Vincent)Peg

セオドア・バイケル (Theodore Bikel)Carl Palmberg

ウェスリー・ロウ (Wesley Lau)Henry_Graham

フィリップ・クーリッジ (Philip Coolidge)Emmett_Perkins

Lou Krugman (Lou Krugman)Jack_Santo

ジェームズ・フィルブルック (James Philbrook)Bruce_King

バートレット・ロビンソン (Bartlett Robinson)District_Attorney

◇解説

刑に処されるまで無罪を主張した女性死刑囚バーバラ・グレアムの手記を、種々のレポートや記録などを照合して映画化した作品。エドワード・S・モンゴメリーの報道記事も重要な資料として使われている。監督するのは「深く静かに潜航せよ」のロバート・ワイズ。脚本をネルソン・ギィディングとドン・M・マンキーウィッツが担当している。撮影監督は「黒い蠍」のライオネル・リンドン。音楽はジョニー・マンデル、ゲリー・マリガン他6人のコンボがジャズを演奏し、みずから出演もしている。出演するのは「明日泣く」のスーザン・ヘイワード、サイモン・オークランド、ヴァージニア・ヴィンセント、セオドア・バイケル等。製作ウォルター・ウェンジャー。

◇ストーリー※ストーリーには結末の記載を含むものもありますのでご注意ください。

ジャズが、バーバラ・グレアム(スーザン・ヘイワード)の生活の一部を占めていた。この金髪美人は男を男と思わなかった。すでに、売春・浮浪・偽証の罪を重ねていた。にもかかわらず、彼女はよき妻であり、よき母であった。-1952年3月9日、カルフォルニア州バーバンクで、老寡婦が惨殺され、5月3日にリンウッドアパートで札つきの前科者・エメットとジャックが捕ったとき、一緒にいたバーバラも共犯のうたがいで捕ったのである。彼女には取り調べられるいわれがなかった。なぜなら、事件の夜に夫のヘンリーの麻薬を止めさせようとして、激しい口論をし、夫はそのまま飛びだしたのだから。警察はウソ発見器にかけようとした。彼女が拒否すると、尋問は打ちきられ、彼女の有罪が仮定された。カルフォルニアの諸新聞は、最初から黒として扱っていた。白になるには、夫を見つけ出さねばならぬ。が、弁護費用は余りにも少なかった。囚人のうちの1人の女が、彼女にアリバイをつくることをすすめた。この申し出に、彼女はついにすがった。サムという男が面会に来、事件の夜、あるモーテルに2人が泊っていたことにするといった。「ほんとうはやったんだろう」サムはしつこくきき、彼女がそれを認めねば、偽証罪になるから、助力しないといった。仕方なく、彼女はやったといった。--公判が開かれたとき、このアリバイがバクロされた。サムは警官だったのだ。あのときの会話はかくしマイクで録音されてい、検事側の有力な証拠となった。その上、ようやく見つかった夫はその夜の記憶がないと証言した。麻薬のせいである。さらに、犯人を被害者の家へ運んだトルーという男はバーバラが殺しているのを見たと証言した。第1審の判決は3人にガスによる死刑を宣告した。サンフランシスコ・エクザミナー紙の記者、モンゴメリーはずっとこの事件を担当して次第に彼女の無罪を確信し始めた。その本当の人柄を知るにつけても。彼女自身も、絶望の中から立ち上り新しい弁護士マシューズと心理学者パールバーグを信頼し、子供のためにも生きたいと思い始めた。発見器にも進んでかかった。彼女の心理反応は暴力嫌悪を示していた。モンゴメリーらの努力にもかかわらず、再審を望む訴えは却下された。心理学者も病死し、望みは絶たれた。死刑はサン・クェンティンのガス・チェンバーで行なわれた。その前夜、モンゴメリーはエメットが事実を話し、バーバラを救うだろうと、1晩中待機していた。2度、刑執行は延期された。3度目、バーバラはエメットとジャックに先立って死んで行った。「私はやらなかった」これが彼女の最後の言葉である。

(c) キネマ旬報社
(c) Variety Japan

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