佐藤可士和、リリー・フランキーに大宮エリー……掛け値なしの超売れっ子クリエイターたち10人が
それぞれに、スパイラルホール(東京・青山)で3時間トークを敢行。
目からウロコな言葉をキャッチするべく、約300人が集う夜のいくつかに潜入してみた。
それぞれに、スパイラルホール(東京・青山)で3時間トークを敢行。
目からウロコな言葉をキャッチするべく、約300人が集う夜のいくつかに潜入してみた。
“ササった”語録【1】 佐藤可士和編

後半のゲストはゲーム・クリエイターの水口哲也さん。今年の東京国際映画祭ではアドバイザーも務めている。「学生時代、名画館で3本立てなどを観まくり、面白い理由、つまらない理由をとにかくメモした」というからシネフィル系?
CoFestaのアート・ディレクションも手がける佐藤可士和氏、「高校時代、クリエイターになろうと決心するのに要した時間も、だいたい3時間だったんです」とソツの無い滑り出しでトーク開始。
ユニクロNYグローバル旗艦店の実例を紹介しながらの一言。印象的かつ判りやすいロゴ(カタカナという日本独自の文字を使ったことも勝因のひとつ)などを用いた広告を、SOHOの現場、公衆電話のボード、タクシーの屋根などに配し、「一体、何の店がオープンするの?」という好奇心を半年間かけて喚起した戦略は用意周到。
依頼された仕事を受けるかどうか、はどう判断するか? という質問に対する回答。「モノにポテンシャルがあっても、コミュニケーションがうまく行ってない場合がある。そんなときは受けます」と佐藤氏。何が問題なのかを洗い出し、ロジカルに解析して効果的なコミュニケーションを考えていくのが彼の仕事。
我々の文化をクリエイティブな作業に活かすとすれば、キーワードは“ハイブリッド”ではないだろうか、と佐藤氏は言う。トヨタ「プリウス」が象徴的だが、もっと卑近なところで言えば、日本の文字。ひらがな、カタカナ、漢字、アルファベットが混在する文章を、日本人は難なく書き、読みこなす。その垣根の無さが、強みなのではないか? と。
「エコロジーという全世界的テーマにおいても、ハイブリッドは有効かも。何がよくて何が悪い、と単純に言い切れることは少なく、極論を言い合っていても進まない。ハイブリッドな思考で、諦めずに考え続けることが必要だと思う」



「エコロジーという全世界的テーマにおいても、ハイブリッドは有効かも。何がよくて何が悪い、と単純に言い切れることは少なく、極論を言い合っていても進まない。ハイブリッドな思考で、諦めずに考え続けることが必要だと思う」






















